サマーコンサート情報
発足から7年。現会員100名を数える「モォツァルト広場」は、多くのモーツァルトファンに支えられて今宵6回目のサマーコンサート開催を迎えることができました。
一人一人思い思いのモーツァルトの楽しみ方で日々を過ごす私たち。事故の抽象化されたモーツァルトをどこかで具体的かつ収斂された形で感じる場を求めているのではないか。それは正にライブ感覚、ワクワク感の期待であり、一緒になってモーツァルト音楽を具体的に観る感覚の希求といってもいいでしょう。
ご承知のように、当広場の名誉会員久元祐子さんはこのライブ感覚に優れたピアニストであり、今や日本のモーツァルトステージにおいて、その特異な切り口で新しい啓示を与え続けている貴重なモーツァルティアーナです。
今宵は久元祐子さんを中心としてセッションで、モーツァルトのサロン音楽の真髄を心行くまでご堪能くださいますように。
第6回サマーコンサート:サロン音楽を久元祐子と共に
【日時】2002年7月24日(木) 午後7時 開演
【場所】彌高会館(秋田市中通6丁目)、ハーモニーホール
【チケット】一般 3000円 (ドリンク付き)
(プログラム)
第1部 |
A・サリエリの「ヴェネツィアの市」の主題による6つの変奏曲 ト長調 |
K180 |
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4手のためのピアノ・ソナタ・ハ長調 |
K19d |
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4手のピアノのためのアンダンテと変奏曲 ト長調 |
K501 |
第2部 |
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ ホ短調 |
K304 |
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ピアノ三重奏曲 ト短調 |
K564 |
主催 :モォツァルト広場
お問い合わせ: イヤタカ 835−1381 (加藤、天野)
協賛: アサヒビール(株)、キーコーヒー(株)、みちのくキャンティーン(株)、みちのくコカコーラボトリング(株)
出演者ご紹介 |
久元祐子(ピアノ) |
ピアニスト。東京藝術大学音楽部器楽科(ピアノ専攻)を経て、同大学院修士課程を修了。これまで全国各地、またサンクト・ペテルブルク、リガなどでリサイタルを開催。内外のオーケストラと協演し、HNK「ラジオ深夜便」、FMリサイタルなどの放送番組に出演。1999年「久元祐子ショパンリサイタル」でCDデビュー。著書に「モーツァルトはどう弾いたか」(丸善出版)、「モーツァルトのクラヴィーア音楽探訪-天才と同時代人たち-」(音楽之友社)、「世紀末の音楽風景-「夢」の喪失と演奏の現在-」(ムジカノーヴァ)などがある。毎日21世紀賞、園田高弘賞などを受賞。
久元祐子ホームページはこちらから |
駒込綾(ヴァイオリン) |
秋田市出身。山形大学教育学部総合教育課程音楽文化コースアンサンブル専攻(ヴァイオリン)卒業。ヴァイオリンを北島智仁、宮林陽子、河野芳春、川瀬麻由美、犬伏亜里の各氏に、アンサンブルを堤俊作、大河内雅彦に師事。現在フリー奏者として、秋田市、山形市を中心に、アンサンブル活動を展開中。山形市「音楽教室M」ヴァイオリン講師。山形弦楽四重奏団メンバー。モォツァルト広場にはソリストとしては2回目の出演である。 |
藤原ケイ子(チェロ) |
山形大学教育学部特設音楽科(ピアノ専攻)卒業。同専攻科(チェロ専攻)修了。チェロを厳本真理弦楽四重奏団のチェリスト故・黒沼俊夫に師事。また堤剛、山崎伸子、ポドホランスキー、各氏にも指導を受ける。ソロリサイタル、ジョイントリサイタルの他、数々のオーケストラや室内楽の演奏会などに出演。山形交響楽団団員、聖霊女子短期大学非常勤講師を経て、現在活動の傍ら後進の指導を行う。 |
加藤好子(ピアノ) |
山形大学教育学部教員養成糧特別教科(音楽)を卒業後、同大学教育専攻科音楽専攻を修了。ピアノを平間百合子、中川和義氏に師事。現在ヤマハ音楽教室システム講師。 |
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